花燃ゆ 10話のあらすじと感想 [あらすじと感想]
大河ドラマ「花燃ゆ」の10話のあらすじと感想についてです。
タイトルは「塾生たち暴れる」
どういった内容か気になりますね。
前回9話ではあの高杉晋作が
松下村塾の塾生として加わったの楽しみです。
今回のキーパーソンは劇団ひとりさん演じる
伊藤利助と吉田稔麿（稔麿）です。
まだ足軽にすぎなかった伊藤、
後には日本の最初の総理大臣、千円札の肖像画になる人ですが・・
その伊藤に寅次郎が問います。
「君は何を志しますか？」
もお、この花燃ゆのテーマですね。
人生の目的イコール志。
伊藤は答えます。
「立身出世して、今よりいい暮らしがしたい」と。
まあ、わかりやすい目標です。
でもこれってどうなんでしょうね？
そしてもう一人吉田稔麿の志は
江戸に行くことです。
「もっと学んで、藩のそして国のために役立ちたい」と。
これには久坂玄瑞も強く同意します。
そんな彼らに寅次郎は問います。
「なぜ、それほどまでに江戸に行きたいのか？
江戸で何をしたいのか？志は何なのか？」
突き詰めていくと
稔麿は返答に窮してしまいます。
「今この場で己を突き詰められないものが他国に行っても 何ができるというのか？」
自分の人生の目的を持っている人って
世の中にどれくらいいるんでしょうか？
なぜと突き詰めていくと
どこかでつまりますよね。
なぜ、お金持ちになりたいのか？
ある日、松下村塾の高杉、久坂、稔麿、利助が
明倫館の塾生といざこざをおこします。
どうしても江戸に行きたいと思っている
稔麿が明倫館の塾生に因縁をつけられたんですね。
おじの文之進はカンカンに怒ってその場を
去りますが、稔麿は再び寅次郎に訴えます。
「・・・江戸に行きたいんです。
江戸の者達がどのような暮らしをして、国に何を望み
そして異国の文明をどう恐れているのか。
書物の上での学問ではない。生きた人の暮らしをつぶさに見て 先生にお知らせしたいんです！」
松下村塾の塾生として皆に状況を伝えたい。
自分の役割目的をはっきり自覚した上での発言です。
ようやく松陰先生も納得してくれます。
「吉田君の志、しかと受け止めた。
身分の上下、建前、この志の前には一文の価値もなし。
諸君、狂いたまえ！」
松下村塾の塾生達は、再び明倫館に向けて
飛び出していきました。
明倫館にはあの椋梨が待ち受けています。
「罪人、吉田松蔭の弟子をお家の大事に就かせるなど
金輪際ありえない！」
そうこうしているところへ
殿様、毛利敬親がやってきます。
敬親に対して稔麿は直に訴えます。
「江戸へのお勤めの端に加えていただきとうございます」
敬親も強烈な志をもった
稔麿の熱意に応えます。
「・・・端に加わっても意味がなかろう」
「存分に学びとうございます」
「そうせい」
敬親はにっこり笑いながらいいます。
何とも気持ちのいいやり取りですね。
やっぱりいいお殿様、いい上司の元では
いい部下が育つのは今も昔も変わりません。
同じ頃、寅次郎が文と利助に
説いていました。
「この世で私が一番恐れていることがわかりますか？」
「それは、何事も成さないこと。
そして成そうとしないことです。志の先に死を迎える以外に死にたくはない」と。
大きな志があったからこそ
あれだけの行動力、人を引きつける魅力が
寅次郎にはあったんでしょう。
寅次郎は利助を説きます。
いい暮らしをするのはもっと大きなことを
成すための手段であって、志ではない。
「えろうなりんさい」
「・・・はい！」
こうして後の総理大臣
伊藤博文が育っていたんですね(^^)
やはり今回の主役は吉田稔麿でしたね。
志を持った瞬間の稔麿も目の輝きの変化が
印象的でした。
その志の強さが、他の塾生を動かし
伊之助に届き、殿である毛利敬親に認められた。
何事をなすにもまず志を持つことの
重要性を教えてくれるお話でした。
フグの毒の話に感動する
劇団ひとりさんの伊藤利助も微笑ましかったです。
次回はいよいよ文の恋の話に突入しそうで
また目が離せない展開が続きますよ。
次→花燃ゆ 11話【すれちがう恋】のあらすじと感想
前→花燃ゆ 9話【面白くない男】のあらすじと感想
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タイトルは「塾生たち暴れる」
どういった内容か気になりますね。
前回9話ではあの高杉晋作が
松下村塾の塾生として加わったの楽しみです。
伊藤利助（博文）にとっての志とは？！
今回のキーパーソンは劇団ひとりさん演じる
伊藤利助と吉田稔麿（稔麿）です。
まだ足軽にすぎなかった伊藤、
後には日本の最初の総理大臣、千円札の肖像画になる人ですが・・
その伊藤に寅次郎が問います。
「君は何を志しますか？」
もお、この花燃ゆのテーマですね。
人生の目的イコール志。
伊藤は答えます。
「立身出世して、今よりいい暮らしがしたい」と。
まあ、わかりやすい目標です。
でもこれってどうなんでしょうね？
そしてもう一人吉田稔麿の志は
江戸に行くことです。
「もっと学んで、藩のそして国のために役立ちたい」と。
これには久坂玄瑞も強く同意します。
そんな彼らに寅次郎は問います。
「なぜ、それほどまでに江戸に行きたいのか？
江戸で何をしたいのか？志は何なのか？」
突き詰めていくと
稔麿は返答に窮してしまいます。
「今この場で己を突き詰められないものが他国に行っても 何ができるというのか？」
自分の人生の目的を持っている人って
世の中にどれくらいいるんでしょうか？
なぜと突き詰めていくと
どこかでつまりますよね。
なぜ、お金持ちになりたいのか？
明倫館の塾生達と大げんか！
ある日、松下村塾の高杉、久坂、稔麿、利助が
明倫館の塾生といざこざをおこします。
どうしても江戸に行きたいと思っている
稔麿が明倫館の塾生に因縁をつけられたんですね。
おじの文之進はカンカンに怒ってその場を
去りますが、稔麿は再び寅次郎に訴えます。
「・・・江戸に行きたいんです。
江戸の者達がどのような暮らしをして、国に何を望み
そして異国の文明をどう恐れているのか。
書物の上での学問ではない。生きた人の暮らしをつぶさに見て 先生にお知らせしたいんです！」
松下村塾の塾生として皆に状況を伝えたい。
自分の役割目的をはっきり自覚した上での発言です。
ようやく松陰先生も納得してくれます。
「吉田君の志、しかと受け止めた。
身分の上下、建前、この志の前には一文の価値もなし。
諸君、狂いたまえ！」
松下村塾の塾生達は、再び明倫館に向けて
飛び出していきました。
稔麿の志、利助の志！
明倫館にはあの椋梨が待ち受けています。
「罪人、吉田松蔭の弟子をお家の大事に就かせるなど
金輪際ありえない！」
そうこうしているところへ
殿様、毛利敬親がやってきます。
敬親に対して稔麿は直に訴えます。
「江戸へのお勤めの端に加えていただきとうございます」
敬親も強烈な志をもった
稔麿の熱意に応えます。
「・・・端に加わっても意味がなかろう」
「存分に学びとうございます」
「そうせい」
敬親はにっこり笑いながらいいます。
何とも気持ちのいいやり取りですね。
やっぱりいいお殿様、いい上司の元では
いい部下が育つのは今も昔も変わりません。
同じ頃、寅次郎が文と利助に
説いていました。
「この世で私が一番恐れていることがわかりますか？」
「それは、何事も成さないこと。
そして成そうとしないことです。志の先に死を迎える以外に死にたくはない」と。
大きな志があったからこそ
あれだけの行動力、人を引きつける魅力が
寅次郎にはあったんでしょう。
寅次郎は利助を説きます。
いい暮らしをするのはもっと大きなことを
成すための手段であって、志ではない。
「えろうなりんさい」
「・・・はい！」
こうして後の総理大臣
伊藤博文が育っていたんですね(^^)
10話の感想
やはり今回の主役は吉田稔麿でしたね。
志を持った瞬間の稔麿も目の輝きの変化が
印象的でした。
その志の強さが、他の塾生を動かし
伊之助に届き、殿である毛利敬親に認められた。
何事をなすにもまず志を持つことの
重要性を教えてくれるお話でした。
フグの毒の話に感動する
劇団ひとりさんの伊藤利助も微笑ましかったです。
次回はいよいよ文の恋の話に突入しそうで
また目が離せない展開が続きますよ。
次→花燃ゆ 11話【すれちがう恋】のあらすじと感想
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